ある日、義理の母から電話があった。招待状の確認のために来てくれないかって。
家に行ってみると、彼女は独りだった。
そして僕にこうささやいたんだ。
「もうすぐあなたは結婚してしまうけれど、あなたへの気持ちが抑えられそうに無いの」
娘と結婚という人生の約束をしてしまう前に、一度だけでいい、ベッドを共にしたいって。
そう言われたんだ。
(なんて答えたらいいんだ?)
何かを答えようにも、ショックの
逆援あまり声にならなかった。追い討ちをかけるように彼女は言った。
「私は寝室で待ってる。その気になったらあなたも来て」
そう言い残すと魅力的な後姿
逆援は二階へと消えて行った。
僕はしばらくその場で呆然と立ち尽くしていた。
……。